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最善を尽くしている

2023年4月26日

人は常に自分にとって最善を尽くしています。

もちろん現実には限られた情報や時間、リソースなどの制限によって、その最善が目に見えなくなってしまうこともあるでしょう。
それでも、人は自分にできる最善を選択し、行動するものです。

まず、最善を尽くすということは、何らかの目的を達成するために、自分にできることを全力でやり抜くことです。
このことは、どんな状況でも共通です。例えば、仕事でのタスクや家事など、日常的な課題に直面した時でも、自分にできる最善を尽くすことが求められます。

些細なこと、お昼に何を食べようかとか、今日は何を着て出かけようかとか、そのような些細なことであっても無意識的に、その瞬間に出来る最善の選択をしているはずです。

しかしながら、人は常に情報不足やリソースの不足に直面しています。
そのため、自分にとって最善と思われる選択が、後になっては間違っていたと気付くこともあるでしょう。
それでも、その時点でできる最善を選択したのは事実であり、過去の選択を後悔することはないと言えます。

その選択が後になって間違っていたことに気付いた場合、後悔するのではなく、その時点で出来る新たな選択をすれば良いのです。

また、人は情熱や感情によっても行動を左右されることがあります。
感情的になってしまうこともあるでしょう。

しかし、その瞬間には、やはりその人にとって最善の選択して行動しています。
感情的になることが最善の選択ではない場合もありますが、その時点で自分にとって最善だと思った選択をしたのであれば、後悔することはありません。

もちろん後悔しないでいることは、簡単ではありません。
だけど、すでにやっていまったことは、後悔しても戻すことは出来ません。
後悔するよりは、その時点では最善だと思ったけれど間違ったことを認め、新たな選択をしていくようにしましょう。

対人関係においても、相手と自分の考え方や行動が異なっている場合でも、相手はその瞬間には自分にとって最善を尽くしていると言えます。
自分と異なる行動をとる人がいる場合、それを正しいと認める必要はありません。

しかし、相手がその行動を選んだのは、その瞬間において自分にとって最善だと思ったからであり、そのことを認めることが大切です。