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移動する

成長は移動距離に比例する

よく言われる言葉です。

【成長は移動距離に比例する】

一度は聞いたことがあると思います。

成長したい、人生を変えたい、学びたいと思ったら、多少遠くても自分の行動範囲を超えて学びに行けということです。
いや、別にそう思わなくても移動しましょう!

考えて見て下さい。
毎日、家と会社(学校)の往復
休日もゴロゴロしているか、いつもと同じ顔ぶれで集まって同じところへ出かけていく。
「俺は勉強している!」と言っても人でも、何かしらの試験でもなければ自宅で自己啓発本を読んでいるくらい。

アクティブな趣味でもなければ、だいたいの人はこんな生活じゃないですか。
これで、成長するぞ!と言ってもかなり説得力に欠けますね。

自己啓発本なんて読んでいるだけだと、読んだその時になんとなく満足して終わってしまうだけです。

行動範囲を変えてみよう

成長しようと思ったら、まずは行動を起こさないといけません
そう言ってもいきなり何をすれば良いかわからないですよね。
本に書いてあるようなことを、いきなりそのまま出来る人なんて、ごくわずかです。

そこで、まずは行動範囲を変えることです。
遠くへ行かれないということであれば、近くでも今まで行ったことのないような場所へ出かけてみる。
いや、もっと簡単に通勤の経路を少しだけ変えてみるとか、その程度からでも良いと思います。

通勤経路を変えて、今までほとんど通らなかった道を通ってみたら、今まで知らなかったお店を見つけたとかあるかもしれません。
知らなかったお店を発見し行ってみたら、ものすごく居心地の良いお店で、お店で知り合った人と生涯の友となるかもしれません。
もしかしたらビジネスパートナーになるかもしれません。
若い人だったら恋人になるということもあるかもしれません。

でも、お店を知らなければ何も起きないのです。
もちろん、初めてのお店というのは、ちょっと躊躇します。
だけど、その躊躇するという違和感を乗り越えたところに、新たな発見や出会いがあるのです。

仲間に会いに行く

今はネットでの出会いも多いです。
SNSで気の合う仲間を見つけたら、その相手が多少遠くに住んでいたとしても、会いに行ってみるのも良いと思います。
日本だけでなく世界のどこでもネットで繋がっているのです。
観光だけだとあまり行かないような場所でも、仲間に会いに行くという目的があれば行動しやすくなりますね。

私も私の周りも今ほどSNSが盛んになる前からネットで知り合った相手のところへ遊びに行くというのは、頻繁にやっています。
私自身が主催した東京の趣味のイベントに、仙台から参加者を呼び寄せたこともあります。
そうやって繋がった仲間達は十年以上経った今でも交流がありお互いに良い刺激になっています。

今は、せっかくSNSという便利なツールがあるのだから、もっと行動範囲を広げるために活用してもいいのではないでしょうか。

目的もなく出かけてみる

私は特に目的もなく神社へ行くことが多いです。
流行の御朱印集めとかではなく、ただ行くだけです。
場所によっては何時間もかけて行くことがあります。
神社という空間に触れること、行くまでの普段乗らない電車やバス、行った先でお店に入ってみるとか
些細なことだけど家と会社の往復では、体験できないことです。

多少時間が取れるときであれば、日帰りや一泊で旅行へ出かけます。
最近だと台湾くらいであれば日帰りで行ってしまいます。

早朝5時くらいの飛行機で成田を出発して、その日の深夜に台湾を出発します。
1日会社を休めば充分行かれるんです。(翌日の仕事はちょっときついですが)

もちろん台湾が好きだということもありますが「海外に行く」という行動そのものに意味があるのです。

海外へ行ってみる

台湾はいくら親日国とはいえ外国です。
当然、日本とは言葉も文化が異なります。
日本では当たり前のことでも、現地で通用しないことがあります。
特に観光地から離れたところへ行くと、なおさらです。

そういう場所で五感をフルに使って現地の雰囲気や空気感を取り込むのです。
そうすると思いつかなかった新たな新たな視点で物事を見ることが出来るようになります。

私が突発的に出かけるときは、何かしらで行き詰っているときや、精神的に疲れたときが多いんです。
行き詰っているときに、海外を一人で歩いて日本に帰ってくると、悩んでいたことや迷っていたことがすっきりして、道筋が見えてくることが多いからです。

仕事やよほどの旅行好きとかでなければ、海外に日帰りとか一泊とかで行く人はあまりいないと思います。
だけど「移動する」ということそのものを目的としたら、こういう選択肢も増えてくるのです。

選択肢を増やす

「移動する」というのは変化をするための手段です。変化をするための選択肢は、普段の行動を少しだけ変えていくことで増えていきます。

普段通らない道を通ってみる。
普段乗らない電車に乗ってみる。
今までだったら入らないようなお店に入ってみる。

こうやって少しずつ選択肢が増えてきたら、ハードルを高くしていきましょう。

いつもなら牛丼屋やラーメン屋くらいしか行かないような人が、いきなりフレンチの三ッ星レストランに行ってみる。
レストランの入り口で入るのを躊躇してしまうような、たったドア一つだけなのに、ものすごく遠くにあるような感じ。
この心理的な距離って近いようで、物凄く遠いんです。
でも、この違和感を乗り越えることによって、選択肢が増えるのです。

アウトプットする

そういう行動をしていると、当然様々な経験や体験も増えてきます。
人は面白い経験をすると他の人に話したくなるものです。

仲の良い友達であっても「自慢しているように思われるのではないか」「怪しいことを始めたのではないか」「うっとおしく思われるのではないか」と、なかなかアウトプットすることが出来ない人も多いです。

単なる自慢話だと聞いている方もうんざりしてくるかもしれませんが、良いと思ったことは積極的にアウトプットしていくべきです。
アウトプットするという行動が、またさらなる成長に繋がっていくからです。