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完了すること

2023年4月24日

私たちの脳は、未完了なものや不完全なものに対して、常に気になる傾向があります。
未完了なタスクがあると、他のことが進まなくなることがあります。

そのため、完璧を追求しすぎると、その達成が不可能であると感じることがあり、ストレスや不安を引き起こすことがあります。
結果として完璧主義者は、完璧を求めるあまり、何事も始められなくなってしまうこともあります。

また、完璧を達成できなかった場合、自己評価が低下し、自信を失うこともあるでしょう。

そうならないためにも、自分自身や他人に対して、現実的な基準を設けることが大切です。
また、失敗やミスを恐れず、試行錯誤しながら進むことも重要です。
完璧を求めることは良いことだとされていますが、それはあくまでも目標であり、達成することができなくても自分自身を責めないようにすることが大切です。

一方で、「完了」を目指すことも同じくらい大切です。
タスクが完了した場合、次のタスクに進むことができます。
完璧を追求しすぎること、つまりタスクを完全に仕上げることを追求し、時間とリソースが枯渇してしまうことがあります。
そうすると結果としてタスクの完了できず、達成できない結果となり自己評価を下げてしまうことにつながります。

そのため、私たちは「完了」を目指すべきだと言えます。
完了とは、全てのタスクが完了し、目標が達成された状態を指します。
完璧な状態ではなく、必要なことが全て終了しているということです。

完了は、時間やエネルギーの観点から見ても、常に完璧を目指すよりも現実的な目標です。

また、「完了」することで、自己成就感や達成感を得ることができます。
完璧主義者の場合、完璧なものが作り上げられないと、自己肯定感が下がることがあります。

しかし、完了に焦点を合わせることで、目標を達成し、自信をつけることができます。
さらに、完了を目指すことで、生産性が向上することが知られています。
完了を意識することで、時間管理や優先順位の設定がしやすくなり、余計な時間をかけて完璧を追求することを避けることができます。

完了は、目標を達成するための現実的な手段であり、完璧にこだわるよりも、より効率的で幸福な人生を送るために必要な考え方かもしれません。