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やると決めてしまうと見えてくる!

多少の制約があっても、とにかくやると決めてしまいましょう。

決めるだけならば、誰でも迷惑もかからないし、損失もありません。
やると決めてから、様々な制約・制限をどうやったらクリアできるかを考えていけばいいのです。

そしてやると決めてしまうと、今まで見えなかったことが数多く見えてきます。

例えば「カフェをオープンする」と決めました。
最初に何をするでしょうか?
まったくの未経験であれば、おそらくカフェをオープンするために必要な情報を書店やネットで探すでしょう。
今の時代、カフェをオープンするために必要な費用や場所、メニュー、仕入れ先など最低限の情報はネットでも本でも手に入ります。
そういう情報を調べていくうちに、カフェ情報にも敏感になっていきます。

実勢にお客としてお店にいった場合に、このコーヒーの原価はいくらで、利益はこのくらいでとか、内装はこういうところにこだわっているなとか、スタッフ数はこのくらいでとか・・・
漠然と客としてカフェに行っているだけでは、見えなかった情報に目が行くようになります。

もちろんこれによって自分に足りない知識やスキルというのも、わかってきます。
漠然とカフェを経営したいといっても、コーヒーを入れる技術、料理を作る技術などが必要です。
自分は接客は得意だけど料理は出来ないとか、逆に料理は作れるけど接客はダメだとか・・・

何が必要か、何を学べばよいかということが見えてくるのです。

私は以前、ネイルサロンを経営していました。
まったく業界のことなど知らない状態からのスタートです。
自分に出来ることはなんなのか?を考えたところ、自分は年齢的にもネイリストにはなれないので、経営や広告のみに徹しよう。その他はスタッフを雇って運営しよう。
ということになりました。

そう思い調べ始めたところ、最低限の商材を一通り用意してくれるフランチャイズがありました。
まったくの未経験だから、何をそろえていいかもわからなかったので、まず最低限はそこで揃えようとしたわけです。
そうやって行動を開始したところ、ネイルの情報というのが次々に目に入ってくるようになったのです。

サロン経営に必要な備品、仕入れ先、ネイルの種類、デザインの種類、ネイルのトレンド、他店の動向・・・
おそらく、ネイルにまったく興味のない一般的な40代男性だったら、目の前に本があっても気が付かない内容です。
でも、自分が当事者になることによって、そういったものに自然と目が行くようになるのです。

やると決めてしまえば、自然とその情報が入ってくるのです。

これは突然情報が増えたわけではありません。
今までは目には入っていても、自分には必要ではない!と脳が判断して記憶に留めなかっただけなのです。
それが、やると決めることによって、この情報は自分に必要な情報なんだ!と認識するようになったのです。

もっと身近なことでも同様なことは起こります。
新しいバッグが買うと決めました。
もし欲しいブランドが決まっていたら、そのブランドを思い浮かべても良いでしょう。
そうすると、街を歩いていても、同じブランドのバッグを持っている人が、いつも以上に目につくようになります。
突然、そのバッグを持っている人が増えたわけではありません。

今までも、そのバッグ目には入っていたけれど、自分には関係がないものだ。という認識だったので記憶に残らないだけだったのです。
それが自分がそのバッグを買う!と決めたことによって、実際に手に入れるまでこれは自分にとって必要な情報だと認識するようになったのです。

誰でもそんな経験はあるはずです。