環境が変わって変わることの１つが、周りからの評価ではないでしょうか？
タワーマンションに住むようになれば、他人から見れば「それなりの収入のある人」と思われます。
実際は、家賃を支払うのに苦しいかもしれないけれど、他人からはわかりません。
日頃から経営者グループに入って行動していれば、例え派遣社員であっても、何かしらの経営者だと思われます。
この他からの評価というのは非常に重要です。
例えば、お金を儲けたいと思った場合「この人はお金なさそうだな」と思われたら、良い話は巡ってきません。
お金はお金のある（っぽいところ）ところへ流れていきます。
なので、お金を持っているように振る舞うのです。
私自身も意識していたわけではないですが、借金返済をしている間も、どういうわけかお金を持っているように思われていました。
おそらく当時の知り合いでも、返済のことは知らなかった人も多いと思います。
そのおかげかわかりませんが、どこからかお金が入ってきて返済そのもので悩んだことはなかったのです。
就職（特に転職）時の面接などを考えてみてください。
私も面接をすることがあります。
面接にやってきた人に対して「○○は出来ますか？」と聞くことが多いです。
そうすると未経験の人は、だいたい次のような回答に分かれます。
「出来ません」
「わかりません」
「調べれば出来ます」
「出来ません」というのは論外ですが「わかりません」「調べれば出来ます」と答えた人だったら、どちらを採用するでしょうか？
おそらく大抵は「調べれば出来ます」と答えた人を採用するでしょう。
面接の時点では、どちらの人も「出来ない」のです。
だけど条件付きとはいえ「出来ます」と答えてしまえば、出来そうに見えるからです。
実際に、私が面接を受ける立場の頃も、やったことのない業務でも聞いたことのある内容であれば「出来ます」と答えてしまうことが多かったですね。
そうやって、採用されたら、実際に出来るように勉強をすればいいのです。
もちろん採用後は、しっかり勉強して成果を出さないと意味はありませんけどね。
【たとえ現在の自分とは違っていても、そうなりたい自分のように見せること】
これが重要なのです。
もし就職の面接時に自分にはまだ出来ないけど、仲の良い仲間が皆エンジニアだったら、多かれ少なかれ技術的な話も聞いているかもしれません。
そうすると、実際には技術力はなくても、話には聞いたことがあるので、なんとなく出来るんじゃないかな・・・と自分でも思うようになります。
そうなったら、面接時にもいかにも出来そうな対応が取れるようになるのです。
収入を増やしたい場合も同じです。
口を開けば「お金がない」「今月も苦しい」などと言っていたら、絶対に収入は増えません。
むしろ余裕のあるお金を持っていそうな、立ち振る舞いをしていた方が良いのです。
これは贅沢をしろということではなく、お金持ちの行動や考え方を学べということです。
お金があるように振る舞うといって、いい格好をしようとして無駄に人にご馳走したり、無意味に散財してしまうのは、まったく意味がないどころか返って逆効果です。
自分がやりたいこと、明確な自分の目標に対して、それが実現したかのように振る舞う。
これが重要なのです。